いくらデザイナーに疎い私でもあの加湿器は知っていた。それほど有名なものなんだと思う。そしてそれ程凄いものを作る方って一体どんな方なんだろう?と思ったので、またもや会社の友人に借りてみた。ちなみにご存知だとは思いますが、この加湿器をデザインした方は±0の深澤直人氏です。
読み始めてすぐの感想は「なんだか難しいことを言ってるなぁ」でした。
さわりの部分で何度も電車で寝た記憶があります。しかし途中からはかなり面白くなってきました。一つのものを作り上げるときの考え方が深澤直人氏なりに解説しています。そこがとても興味深いところでした。私はWeb制作会社ですので、まるっきり同じではないのですが、参考になったのは間違いないです。この本を読んでからデザイナーってこんなことまで考えて物を作ってるのかと思わされ、デザイナーという方々に興味を持たされた、そんなきっかけになった思い出の本です。