深澤直人氏の「デザインの輪郭」を読んだ私に、会社の友人はこっちもお薦めだと渡したのがこの原研哉氏の「デザインのデザイン」という本だった。私はデザイナーという方々に興味を抱いていたので、早速通勤時に読み始めた。
原研哉氏は元日本デザインセンター代表で、1998年には長野冬季オリンピックの開会式・閉会式プログラムを手がけた方。また無印良品のアドバイザリーボードメンバーも務めている。
こちらの本では原研哉氏の作品をとおして作品が出来上がるまでの考え方が書いてある。紹介されている作品には四角いトイレットペーパー、ロール型のゴキブリホイホイなどとてもユニークなものがあり、とても楽しく読めた本だ。
最近の原研哉氏の作品に佐藤卓氏ディレクション「Water」の中にある「鹿威し」があるが、私はこれを見たときに震えた。是非一度足をお運びください。