戦略参謀―経営プロフェッショナルの教科書

先日読んだ「経営参謀」に続き、著者稲田将人氏の本を探したところこの本が見つかった。読む本もなかったこともありすぐに購入。読み始めて知ったのだが、「経営参謀」はこの「戦略参謀」の後の話。

主人公は紳士服店のしきがわで働く高山。高山は現在の給与制度の不備などを口にしていたが、その制度を前社長、現会長と共にしきがわの成長を支えてきた古参の阿久津が経費削減目的で作ったもの。周りの社員は給与制度の変更を願っているものの阿久津が今まで気に入らない社員を地方の店舗へ異動させたり、解雇へ追い込んでいることを知っているため表向きには賛成できない。そこで阿久津は現社長が経営を立て直すために新たに作った経営企画室に高山を飛ばす。
高山は経営企画室の仕事を知るために経営企画室の部長の伊奈木からコンサルタントの安部野を紹介される。高山は安部野から経営企画室の仕事を初め、さまざまな課題を解決する方法を指導され実行していく。安部野の解決方法は的確で、それを実行、検証、改善を繰り返すと徐々に効果がでてきた。そこで現在の地位にとって変わられると危機感を抱く阿久津は謀略を巡らせ伊奈木や高山を排除しようとする。そこで安部野が会長と社長に「企業の憑物落とし」を行う。

物語の中で伊奈木や高山が実行する戦略や安部野の話はとても参考になるもの。また読み終わってから各章末にあるまとめだけを読み返すだけでも充分理論を復習できる。
ストーリー形式で戦略理論を学ぶにはよい一冊。

戦略参謀

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