以前紹介した「仮説・思考」や「スパークする思考」の著書 内田一成氏の新刊です。
カテゴリー: マーケティング
メガヒットの「からくり」
わかりやすいマーケティング戦略 新版
製品のライフサイクル(成長期)
さて今回は製品のライフサイクル(成長期)をご紹介します。
この時期は売上高が急速に増え、利益も急増する。顧客はイノベーターから、オピニオン・リーダー、早期大衆追随者に移ります。イノベーターは社交的というよりも強い意志をもった独立性の高い方が多いのに対して、オピニオン・リーダーは社交性があり、周囲の人の購買行動に影響を及ぼすような人が多い。イノベーターの製品使用経験を観察し、購買を決め、周囲の人に口コミで情報を流したり、ブログで情報を発信する。このオピニオン・リーダーの存在が市場を急速に成長させる要因でもあります。
この時期の特長は競争相手が続々と市場に参入してくるという点です。この競争相手に対する対応の仕方が戦略のポイントとなります。市場はどんどんと成長してますので、売上高も自然と伸びます。それよりもいかに他企業よりも成長できるかを考えることが重要となります。
製品のライフサイクル(導入期)
製品にはライフサイクルがあります。当然、皆一様というわけではなく、各製品によって違いはあります。しかしある程度同じパターンを描く可能性が高いのであれば、事前に準備できるし、対策を練ることもできます。
なぜ私の仕事で製品のライフサイクルを考えるのかというと、私らの仕事は色々な業界の仕事に携わります。食品、医療、報道、製造業などなどあげたらきりがないほどです。そんな時、ある商品を紹介するサイトをただ羅列して紹介したのではあまり効果を期待することはできません。効果は運頼みの部分が強いと思います。そこでその商品のライフサイクルを考えた上で、どのように紹介(表現)すべきかを考えます。その方が効果を期待できると思います。この様な理由でライフサイクルを考えます。
では次にライフサイクルを説明します。
市場での地位
市場地位別のマーケティング戦略を考えるためには、まず初めに各社がその市場で占める地位を分類しなければなりません。自社の市場での地位がわかれば、そこからなすべき戦略が具体的になるからです。
市場での地位は4つに分類することができます。リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーに分けることができます。
アイドマ・モデル
突然ですが、アイドマ・モデルってご存知ですか?アイドマ・モデルとは購買行動のモデルのことです。
何故きゅうにそんなことを言っているの?と思うかもしれませんが、最近ある方の影響でマーケティングなるものを少しかじり始めています。本格的にってわけではないのですが、できる限りはやってみようと思ってます。そこででてきたのがアイドマ・モデル。今読んでる本に出ていたのですが、以前読んだ「Webマーケティング入門教科書」にも同じことが書いてありました。